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外部電源供給システム構想
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トラックが待機中にアイドリングをするのは、エアコンによる空調とオーディオなどの電源を確保するためですが、これらを稼働させるのには小型の汎用エンジンでも充分なところ、一般的な大型トラックでは10000㏄ものエンジンを無駄に駆動させています。
しかし、よほど過ごしやすい気候でもない限り、寒さや暑さをしのぐ必要があるのも仕方の無い事実で、昨今では熱中症で死亡する危険さえあるにも関わらず、殆どの自治体はアイドリング禁止条令を施行しており、荷主もアイドリングを禁止するのが当たり前になりました。
もちろん、地球温暖化対策は世界規模の社会問題であり、積極的な取り組みが必要ですが、酷暑の中、空調の無い車内での荷待ちを強要するのは、もはや生命に関わる事態です。
衣食住の全てが物流で成り立っている事を議会の方々が知らないとしても、荷待ちを生じさせている張本人の荷主が「自分で何とかしろ」と言うのは、余りに無責任であり、非人道的でしょう。
ドライバーの生命を脅かす政策は、問題の根本を理解しない対処療法であり、むしろ状況を悪化させています。
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内燃機関を動力とする自動車には、 内燃機自体や付随装置を動作させるために発電機が搭載されています。
これは一般にオルタネーターやダイナモ、ACジェネレーター(ACG)等と呼ばれ、 それぞれ意味合いの異なるものですが、 いずれも電磁石の原理を利用した発電機である以上、逆にモーターとして駆動させる事は難しい技術ではありません。


自動車のエアコンも基本的な仕組みは家庭のエアコンと同じです。
このため、発電に頼らず、コンプレッサーやファン等を作動させるだけの動力があればエアコンの機能を満すのですが、 車両に搭載されたバッテリーの電力で作動させるには能力に限界があるので外部からの電源供給が必要になります。



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これまで、世界的な潮流に呑まれて充分な検証もされないままに自動車のEV化が進められてきましたが、近年はEV車の様々な問題が露呈しはじめて、この方策が勇み足だった事が証明されています。
私達が推奨するシステムは、無駄に整備された給電設備を活用して、トラックへ電源を供給できる拠点を整備しようとするものです。
長時間の待機や車中泊を必要とするトラックは、このシステムによって無駄なアイドリングをする必要が無くなり、見誤った計画 を有益な設備投資へ転換させる代替え案です。
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